川添さんは94年、京都市家庭動物相談所で生後2、3カ月だったぱるを譲り受けた。少し遅れて川添家に来た弟分「ぷんて」と共に元気に育った。しかし、ぷんてが死んだ2年前ごろから、ぱるも視力や聴力が衰え、歩行も困難になった。川添さんは市販の介護器具を試したが、装着や洗濯に手間がかかるため、独自の歩行補助具を考案。昨年末ごろ、後ろ脚をベルトでつり上げて車椅子の車輪で代用し、前脚だけで進める補助具が完成した。
負担が減ったのか、ぱるは以前よりも散歩好きに。今では朝晩2回、市内中心部にある京都三条会商店街をゆっくり歩いている。
補助具のベルト部分はおむつ交換などにも使え、約50個売れたという。サイズによって4000〜9000円程度。問い合わせは玉葱(たまねぎ)工房(075・812・6357)。【中野彩子】
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